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慢性腎臓病(CKD)外来

慢性腎臓病(CKD)

腎機能検査のcr クレアチニン、 GFRの低下が健診で指摘されたら、慢性腎臓病(CKD)を心配しましょう。日本では約1300万人の慢性腎臓病の方がいらっしゃると推定されています。成人の約8人に1人にあたる数で、急激に増えています。
慢性腎臓病(CKD)は、慢性的に腎臓の機能が低下してゆく病態です。放置していると最終的には末期腎不全となります。人工透析、腎臓の移植が必要になります。
慢性腎臓病(CKD)の原因は高血圧、糖尿病、脂質異常症があります。肥満、喫煙習慣なども危険因子となります。慢性腎臓病(CKD)は脳卒中や心筋梗塞などの心血管障害発症の危険因子となることがわかっています。
初期の段階では慢性腎臓病(CKD)は自覚症状がほとんどありません。eGFR60ml/min未満の初期の段階で慢性腎臓病(CKD)の進行を抑えるための適度な運動と生活習慣の改善が必要です。

<漢方治療>

当院では東洋医学の視点から漢方処方を行っています。慢性腎臓病(CKD)では、血液の流れが鬱滞しやすい体質である瘀血(おけつ)が起きています。血液の中に老廃物がたまってゆきます。東洋医学ではこの事を痰飲(たんいん)といいます。漢方処方では瘀血(おけつ)、痰飲(たんいん)を改善する視点から治療を行ってゆきます。

漢方生薬レベルに視点を合わせると「黄耆」に血清クレアチニン値,推算糸球体濾過量(eGFR)の改善効果があることわかっています。
黄耆を含む漢方エキス製剤の血清クレアチニン値の改善効果の報告があり、インターネット上でも閲覧できます。代表的な処方としては七物降下湯があります。当院では黄耆を含む漢方エキス製剤を中心に慢性腎臓病(CKD)の治療を行っておりますので、ご心配な方の御来院をお待ちしております。
現代医学の治療、食事療法を併用することで、改善がみられる方が多いです。対応は早ければ早いほど効果的です。

<漢方処方>

七物降下湯、防已黄耆湯など、実際の治療は他の漢方薬を併用したオーダーメードの処方となります。
①漢方薬が体質的に合わない方②体力の低下が著名な場合③腎不全の進行の程度によっては、改善が困難な場合もあります。

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