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夏バテ(熱中症予防対策)

夏バテ(熱中症予防対策)

疾患

夏バテは、蒸し暑さの「暑邪」、高い湿気の「湿邪」、ジリジリとした暑さの「火邪」の3つ邪気により引き起こされるといわれています。

急性期の熱中症は入院が必要な場合があり総合病院を受診してください。

漢方治療

① 熱を上手に逃がしましょう
邪気を逃がすために体温を冷ます清熱薬の漢方処方が使用されます。食材では、スイカが有効です。スイカの果肉や果汁は熱を冷ます作用があります。
② 元気のもとをチャージしましょう
食欲が落ち、体力も低下した場合は「気を補う」漢方や食材で乗り切る方法があります。発汗とともに気も流れ出してしまうため、夏バデ対策には気を補うことが重要です。
補気する処方は補中益気湯や、六君子湯等があります。
③ 暑さによるほてりや口の渇きがある場合
汗で失われた水分と気を補い、だらだら出る汗を止める処方が必要です。
清暑益気湯(せいしょえっきとう)が代表的な処方です。夏やせにもむいています。
④ 暑気あたり
夏の暑さによりめまいや吐き気、下痢、むくみ症状がある場合は
五苓散(ごれいさん)が有効です。
⑤ 夜の熱中症に注意
熱中症は夜間も注意も必要です。熱中症の4割は夜間、睡眠中に発症しています。人は1晩で400から500ccの水分を失います。寝る前にコップ1杯の水と一緒に熱中症対策の漢方薬を飲みましょう。

漢方処方は原則、保険適応となりますのでご安心ください。

尚、夏バテ(熱中症予防対策)の点滴は自費となります。ご相談ください。

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