肩こり、肩痛の漢方治療

肩こり、肩痛の東洋医学的な分類

①風寒型
②寒湿型
③気鬱型
の大きく3つに分類されます

病態

①風寒型 冷房による気温の低下でよく認められる肩こり、肩痛です。
②寒湿型 胃腸虚弱の人によく認められる肩こり、肩痛です。
③気鬱型 ストレスで気分が落ち込みやすい人によく認められる肩こり、肩痛です。

治療

いずれの場合も葛根湯を中心とした処方で治療します。病態により他の方剤との
併用が必要です。肩こり、肩痛の方を東洋医学に診断した上で治療してゆきます。
葛根湯以外の方剤を使うこともあります。生薬による血流改善、抗炎症作用により
肩こり、肩痛を改善してゆきます。