喘息と合併しやすい病気についてお答えします。

Question 喘息と起立性調節障害がありますが治療できますか?

Answer喘息と起立性調節障害には共通の炎症があります。

オメガ3が重要な栄養素です。

標準的な治療に加えて重要な栄養素を考慮する必要があります。

<喘息に対するオメガ3の作用>

オメガ3脂肪酸は、喘息の根本である気道の慢性的な炎症を抑える働きが期待されている栄養素です。

気管支の炎症を引き起こす物質の生成を抑える効果があり、吸入ステロイドなどの標準治療と組み合わせることで、症状の安定したコントロールに役立つと注目されています。

<オメガ3脂肪酸が喘息に良い理由>

①抗炎症作用: オメガ3脂肪酸(EPAやDHAなど)は、体内で炎症を和らげる物質の材料になります。

②炎症物質の抑制: 喘息を悪化させる炎症促進物質(ロイコトリエンなど)の産生を抑える可能性があります。

③相乗効果: 肥満を伴う喘息患者において、オメガ3の摂取量が多いほど気管支拡張薬への反応性が高まるという研究結果も報告されています。

<起立性調節障害に対するオメガ3の作用>

①脳の環境を整える: 神経細胞膜を構成し、脳内の情報伝達を円滑にすることで、朝の倦怠感や集中力低下の緩和が期待されます。

➁自律神経の調整: 質の良い細胞膜が作られることで、神経系が正常に働きやすくなります。

<毎日の食事での上手な摂り方>

オメガ3脂肪酸を日常に取り入れる際は、以下を意識してみましょう。

青魚を食べる: サバ、イワシ、サンマなどの青魚にはEPAやDHAが豊富に含まれています。

<アトピ-性皮膚炎に対するオメガ3の作用>

オメガ3脂肪酸は、高い抗炎症作用によりアトピー性のかゆみや赤みを和らげる効果が期待されています。摂取の際は、炎症を悪化させるオメガ6とのバランスが重要です。 抗炎症作用、バリア機能のサポートの作用があります。

<その他の疾患に対するオメガ3の作用>

・COPDに対するオメガ3の作用

オメガ3脂肪酸(EPAやDHA)は抗炎症作用を持ち、COPD(慢性閉塞性肺疾患)患者の肺機能の低下や息切れを改善し、急性増悪のリスクを低下させる可能性があると期待されています

・睡眠時無呼吸症候群に対するオメガ3の作用

上気道粘膜の慢性炎症、浮腫を抑制します。

・脂質異常症に対するオメガ3の作用

LDLを上げず、中性脂肪を下げます。血圧を下げます。

Kメディカルクリニックでは標準的な治療に加えて重要な栄養素について内科医が総合的に食事指導も行っています。おすすめの漢方は丁寧に個々の病態に合わせて処方しています。オメガ3以外の栄養素についてはクリニックで説明します。口の中の細菌は鼻や気道に影響を与えるため虫歯・歯周病の予防も重要です。アレルゲンの除去も必要です。当クリニックはアレルギー疾患から生活習慣病まで幅広く対応しています。

Kメディカルクリニックは 京王線、井の頭線、都営新宿線の沿線にお住まいの方には通院しやすい世田谷のクリニックです。